前回自分で洗浄効果を持つ魅力的な光触媒塗料のお話をしましたが、その光触媒塗料にもデメリットがあります。

今回は光触媒塗料のデメリットについてお話ししていきます。

高価格: 光触媒塗料は一般的なシリコン塗料の1.5倍ほどの価格であり、他の塗料と比べて高額です。

立地による効果の限定: 光触媒塗料は紫外線に反応して汚れを分解しますが、光が当たらない場所では効果が発揮されません。特に隣の建物と建物の距離が近い壁や、光の当たる時間が短い北側の壁など、効果を発揮しにくい場所があります。

色や艶が限定される: 光触媒塗料はセルフクリーニング効果を発揮するために酸化チタンの色が白いため、濃い色の選択肢が限られます。また、他の塗料のように鮮やかな艶を出すことができません。

施工の難しさ: 光触媒塗料は専門的な特性を持つ塗料であり、その施工には高度な技術が要求されます。

効果が限定されている:光触媒塗料のセルフクリーニング機能は、油脂汚れに対しては効果的ですが、土や火山灰などの無機質の汚れやサビには対応できません。全ての汚れに対応するわけではないため、注意が必要です。

塗膜のひび割れ: 光触媒塗料の塗膜は、他の塗料に比べて硬くなりやすく、外壁に使用する際にひび割れが生じやすい傾向があります。

塗り替え時の制約: 光触媒塗料の塗膜は特殊な加工が施されており、塗り替えの際には専用の下塗り材を使用する必要があり、適切な塗り替えが必要です。

これらのデメリットを考慮し、光触媒塗料を選ぶ際には慎重な判断と専門家の意見を参考にすることが重要です。